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DOSとは

§1.DOSとは


DOSとはディスクオペレーティングシステムの略です。ディスクを操作 するソフトウェア。これを忘れないようにしましょう。絵や音楽、計算などの処理は苦手なのです。ですが、MS-DOS(PC-DOS,IBM-DOS, DR-DOS他互換DOS含む)は多数の機種(現在は少なくなってきましたが。IBM互換機上以外で動くのはMS-DOSのみ:98にも一応互換OSが存 在するらしい)で動作しています。一部のワードプロセッサでも動いているという話も聞きます(たしかNECのなにか)。メジャー・バージョン番号(整数の 部分)が同じであるなら機能は基本的に同等の物です。つまり、多数の機種での操作が基本的には同じにできるのです(もっとも、今となってはこのメリットの 効用は少ない)。PC98であろうが、IBM AX/AT互換機、FM-TOWNS、J3100/3300、B16/32 etc…機械語という言語で作成してもシステムの規格に沿って作ればMS -DOSのすべてで動作します(市販品の多くはBIOSと言う機種依存のルーチンを使用しているので一定の機種でしか動きません)。当然、DOSですから ディスク関係の処理が中心になります。ディスクと聞いて、3.5インチのフロッピーディスク(フレキシブルディスク)を思い浮かべる人が多いでしょう。ほ かに、ひとまわりでかい5.25インチフロッピー、さらにでかい8インチフロッピー、3.5インチのフロッピーによく似たzip、CDでできているCD- ROM、同じ形のPD、フロッピーを精密化したHD、さらにはMO、MD等々全てディスクとして扱われます。RAMをディスクに見立てるRAMディスクな どもあります。ちなみに、ディスクのスペルはDISKともDISCとも書きますが、どちらも一緒です。フロッピーディスクの場合は多々種類がありまして、 それぞれデータの書き込める量も違います。2DDと2HDが有名なのでこれだけは知っておきましょう。2DDは720Kバイト(日本語にして368640 文字*1)、2HDは1.232Mバイト(日本語にして625152文字)と1.44Mバイト(日本語にして728832文字)が存在します。各ディスク を操作するためのシステムがMS-DOSでどのディスクでも環境さえ整えば動きます。システムの中心こそがMS-DOSな訳です。特別なディスクにネット ワークドライブというものも存在します。これは、コンピュータ同士をつなげ、他のコンピュータ内に存在するディスクを普通のディスクのように見立てる物を いいます。

*1)日本語とはSHIFT-JISと言う規格の文字を指し、1文字を2バイトで計算しています。


実習1 DOSの立ち上げとフロッピーディスクのバックアップ
DOSを立ちあげる(起動させる)には、まず、コンピュータの電源をいれます。メモリチェック(画面左上に数字が現れる)を終了後ピッという音(ビープ 音)がなりますから(98の場合はメモリチェックの前に鳴ります)、即座にシステムディスク(ラベルを参照)を1ドライブ(Aドライブ)に挿入してくださ い。ディスクアクセス(差し込み口右下のランプに注目)後画面にDOSのバージョンなどが表示され、ちょっと難しい言葉が表示された後に“A>” (プロント)が表示されます。これは、DOSのシステムが命令待ちをしていると言う意志表示です。ラベルに何も書かれていないフロッピーディスクを2ドラ イブ(Bドライブ)に挿入します。これで、Bドライブはアクセスが可能となりましたが、Bドライブのフロッピーディスクには何も書き込まれていませんから データを読みとることや書き込むことは不可能です。それを可能にします。
A>FORMAT B:
フロッピーディスクを初期化(フォーマット)をします。この処理をフォーマッティングといいます。初期化を終わるとラベル名をウンタラカンタラとでます (98では出ません)がENTERを押して無視します。次にさらにフォーマットするかときいてきますが、Nを入力して終了してください。これで、フロッ ピーディスクは有効になりました。この後バックアップを行います。バックアップとはフロッピーディスクを完全に複製することで、通常は予測できない事故に よるデータの損失を最小限に食い止めるために行います。
A>DISKCOPY A: B:
これで、フロッピーが複製されます。この処理をディスクコピーともいいます。正確にはHDのデータを複数のフロッピーディスクに転送しておくことをバッ クアップと言います。以上の実行が終了したら、リセットボタンを押してください。そして、プロントがでたら成功です。


おまけ1
フロッピーディスクは多種の種類があると記述しました。補足しておきましょう。各英語の意味は以下の通りで、容量はMS-DOSフォーマット後の容量で す。なお1DDと1HDは、ほとんどの場合はドライブが(機械的に)対応していません。

1DD・・SINGLE SIDE,DOUBLE DENSITY,DOUBLE TRACK
   片面、倍密度、倍トラック  容量:360Kbtyes
   用途:旧システムで使用(例:CP/M)
2DD・・DOUBLE SIDE,DOUBLE DENSITY,DOUBLE TRACK
   両面、倍密度、倍トラック  容量:720Kbtyes
   用途:ワープロ保存用及び旧システム(例:MSX-DOS)
1HD・・SINGLE SIDE,HIGH DENSITY,DOUBLE TRACK
   片面、高密度、倍トラック  容量:720Kbytes
   用途:旧システム(例:PC8801シリーズ用)
2HD・・DOUBLE SIDE,HIGH DENSITY,DOUBLE TRACK
   両面、高密度、倍トラック  容量:1423.5Kbytes
   用途:現行システムのほとんど(例:MS-DOS全般)

こんてんつめぬー

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